蟠桃の旬な時期はいつ?食べ頃は?
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7月下旬
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8月上旬
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8月中旬
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8月下旬
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9月上旬
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蟠桃
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◯
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◎
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◎
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◎
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◯
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国内で作られている蟠桃(バントウ)は晩生のものが多く、収穫時期は地域によって異なりますが7月下旬から9月上旬頃です。
一番美味しい食べ頃は、8月上旬から下旬です。
蟠桃(福島)の品種の特徴は?歴史や由来も紹介
蟠桃(福島)の特徴
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読み方
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ばんとう
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品種名
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蟠桃
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糖度
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13~16度
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時期
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7月下旬から9月上旬
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1玉あたりの重さ
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100g〜200g
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1kgあたりの玉数
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3〜4個
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皮の色
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ピンク色
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果肉の色
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クリーム色
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品種の掛け合わせ
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−
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主な産地
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福島県、和歌山県、山形県
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蟠桃は中国が原産とされる桃の品種で、日本での丸い桃とは異なり、平たい形をしているのが大きな特徴です。
別名、平桃(ぴんたお)や座禅桃(ザゼンモモ)とも呼ばれ、中国では西遊記にも登場する、孫悟空が蟠桃を食べ不老不死になったと書かれています。
日本に入ってきたのは、明治時代の1875年のことです。
蟠桃には数種類ありますが、有名なものとして以下の3種類があります。
- ピンク色の蟠桃(ドーナツピーチ/ Donut Peach)
- 黄色の蟠桃(ピーチパイ/ Peach Pie)
- 無毛の蟠桃(ドーナツネクタリン/ Donut Nectarin)
蟠桃の味は?糖度や甘さの特徴
蟠桃の味のイメージ
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甘味
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★★★★
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酸味
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★★
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硬さ
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★
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果汁
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★★★
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香り
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★★
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蟠桃の種類によってはアーモンドの風味を感じたり、わずかに渋みを感じたりなど、味にわずかな違いがあります。
しかし、どの蟠桃も糖度が13〜16度と高く、甘みをしっかりと感じられます。
蟠桃の硬さや食感の特徴は?
蟠桃は果肉のきめが細かく、ジューシーというよりややもっちりとした口当たりです。
果肉は柔らかいですが、それほど水っぽくはなく歯ごたえもあり楽しめます。
蟠桃の大きさ・重さ・色の特徴は?
蟠桃の大きさは100g〜200g程度で、中玉サイズで円形をしており、真ん中が少しくぼんだユニークな形をしています。
果皮は普通の桃のように赤く着色したり、黄色に着色したり種類によって異なります。
果肉には白桃系のものと、黄桃系のものがあり、国内で作られているものは種の周りが赤い白桃系のものが多いようです。
蟠桃の皮や種の特徴は?
蟠桃は、わずかに裂果や核割れが見られることがあります。
核割れとは、成熟した実の内部で核(種)が割れることを指します。
核割れを起こした桃は日持ちが短く、種の内部にカビが生えることがあるため、核割れが少ない蟠桃はおすすめです。
蟠桃と他の品種との違い・見分け方
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あかつき
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白鳳(はくほう)
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幸茜(さちあかね)
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シーエックス
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まどか
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糖度
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12~14度前後
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12度前後
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15度前後
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17〜19度前後
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18度前後
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時期
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8月上旬〜中旬
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7月中旬〜8月上旬
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8月下旬
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10月上旬
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8月上旬
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1玉あたりの重さ
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280~300g
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250g~350g
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350g程度
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400g〜500g
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300~350g
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1kgあたりの玉数
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2〜3個
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3〜4個
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2〜3個
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2個
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2〜3個
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皮の色
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ピンク色
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ピンク色
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濃紅色
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ピンク色
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ピンク色
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果肉の色
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クリーム色
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クリーム色
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クリーム色
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クリーム色
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クリーム色
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品種の掛け合わ
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白桃×白鳳
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白桃×橘早生
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なし
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なし
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なし
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主な産地
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福島県
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山梨県
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福島県、山梨県、山形県
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福島県
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福島県
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甘味
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★★★★
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★★★
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★★★★★
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★★★★★
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★★★★★
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酸味
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★
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★
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★
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★
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★★
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硬さ
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★★★★★
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★★★
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★★★★
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★★★★★
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★★★★
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果汁
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★★★
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★★★★
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★★★
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★★★★
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★★★
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香り
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★★★
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★★★
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★★★
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★★★★
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★★★
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蟠桃は見た目が他の桃とはまったく異なるため、外観からすぐに見分けることができます。
また、香りは桃の独特な香りではなく、アーモンドに近い香りがします。
蟠桃の成分や栄養素と効果効能
栄養素
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100gあたりの含有量
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エネルギー
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38kcal
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たんぱく質
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0.6g
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脂質
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0.1g
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炭水化物
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8.0g
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食物繊維
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1.3g
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ビタミンC
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8mg
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ビタミンE
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0.7mg
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カリウム
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180mg
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カルシウム
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4mg
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マグネシウム
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7mg
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リン
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18mg
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鉄
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0.3 mg
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葉酸
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0.05mg
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パントテン酸
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0.13mg
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桃の主成分である果糖は、疲労回復に効果があります。
また、ペクチンなどの水溶性食物繊維も含まれているため、整腸作用の働きから便秘予防にも役立ちます。
カリウムは筋肉に欠かせないミネラルで、ナトリウムの排泄を促すことで高血圧や筋肉痙攣予防にも効果があります。
蟠桃の口コミ・評価は?
蟠桃の口コミや評判を調査してみました。
蟠桃の産地や生産量について
主な産地は和歌山県、福島県、山形県などですが、栽培が難しく手間もかかるため、生産量は多くありません。
ちなみに、産地によっては蟠桃ではなく「楊貴妃」という名称でも売られていることがあります。
美味しい蟠桃の選び方・見分け方
美味しい蟠桃の選び方・見分け方です。
- 真上から見たときに円形のものを選ぶ。
- 果皮のうぶ毛が多いものを選ぶ。(種類によってはうぶ毛がないものがある)
- 香りの強いものを選ぶ。(アーモンドのような香り)
- 色づきのよいものを選ぶ。
傷がついて茶色っぽくなっているものや、緑色で熟していないものは避けます。
蟠桃の切り方・剥き方
蟠桃の切り方・皮の剥き方です。
- 種に沿って、縦と横に十字に包丁を入れる。
- 中心から一切れずつ外すと自然と種と分かれます。
- 4等分に分け、皮は手で剥くか包丁で剥く。
蟠桃は、追熟によって手で簡単に皮を剥くことができますが、追熟の見極め方が難しく、追熟の過程で、皮の割れた部分が傷んだり、黒くなったりすることがあります。
よく観察して、注意して食べてください。
蟠桃の食べ方は?追熟すると美味しい?
蟠桃は、追熟するともっちりとしたマンゴーのような食感が魅力です。
食べる1時間前くらいに、冷蔵庫の野菜室で冷やすとよいでしょう。
また、サラダやチーズと一緒に食べても美味しさがわかります。
蟠桃の保存方法は?
一般的な桃を保存する方法と同じで、冷蔵庫は避けます。
新聞紙やキッチンペーパーで包んでから、冷暗所に保存しましょう。
蟠桃の値段相場は?1個あたりいくら?
セット内容(kg)
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一玉あたり
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kgあたり
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セットの価格
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約1kg
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約280g
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3〜4玉
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3,200円
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約1.8~2kg
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約280g
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6〜8玉
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5,400円
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約3.6~4kg
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約280g
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12~16玉
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9,700円
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全国の桃の平均価格は1kg当たり1,244円ですが、蟠桃の場合は1kg当たり約3,200円から販売しています。
また、蟠桃1個あたりの価格は、1kgが800円、2kgセットが675円、4kgセットが606円となります。
トドクヨでは電話やメール・LINEからもご注文が可能です
今回は、蟠桃について紹介しました。
蟠桃は高価ですが、それでも多くのファンがいます。
見た目だけでなく、物語の要素もある「蟠桃」を贈答用や自分のご褒美としていかがでしょうか。
トドクヨでは、お客様がより便利にご利用いただけるよう、電話やメール、LINEからもご注文いただけます。
トドクヨの果物は、地元の生産者から産地直送され、厳選されたものだけを取り扱っています。鮮度にも自信がありますので、この機会にご賞味ください。ご注文をお待ちしています。