小夏(福島)の旬な時期はいつ?食べ頃は?
小夏は早生種であり、6月上旬には旬を迎えます。早生種は糖度が低い傾向がありますが、小夏は十分な甘みがあり、食味も良いとされています。
一方、温室栽培されているさくらんぼは4月上旬頃から収穫が始まるものもあります。
さくらんぼの食べ頃は、果肉に弾力があり指で押しても跳ね返すものや、色鮮やかでツヤがあるものがおすすめです。
小夏(福島)の品種の特徴は?歴史や由来も紹介
小夏(福島)の特徴
|
読み方
|
こなつ
|
品種名
|
小夏
|
糖度
|
15度程度
|
時期
|
6月上旬
|
1玉あたりの重さ
|
6〜7g程度
|
1kgあたりの玉数
|
−
|
品種の掛け合わせ
|
セネカ×佐藤錦
|
主な産地
|
福島県
|
小夏は、山形市の金子氏がセネカと佐藤錦を交配して育成したもので、熟すと淡赤色になるのが特徴です。
さくらんぼの果肉は乳白色やクリーム色、黄色や赤色などありますが、小夏は乳白色になります。日本で栽培されているさくらんぼの多くは乳白色で甘さと酸味を併せもつ品種が多くあります。
小夏(福島)は甘い?糖度や味の特徴
小夏(福島)の味のイメージ
|
甘味★3
|
酸味★1
|
果汁★2
|
香り★3
|
早生種のさくらんぼのなかでは糖度が高めで、酸味も落ち着いているため食味が良くバランスのとれたさくらんぼです。
小夏(福島)の見分け方は?大きさや種の特徴
小夏の果実は、花駒と同じ短い心臓形です。
花駒よりやや大きく重量は6〜7gほどに成長し、果皮の色は淡赤色をしています。
小夏の種は小さいので間違えて種を食べないように気をつけましょう。
小夏(福島)の選び方のコツ
おいしいさくらんぼの選び方として、以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 果皮が艶やかな淡赤色で張りがあるものを選ぶ。
- 軸は太く鮮やかな緑色のものを選ぶ。
- 粒が大きくて傷がないものを選ぶ。
小夏は色が濃くなりすぎると、紫色に変わるため変化に気づきやすいです。
さくらんぼは収穫とともに食味も下がるため早めに食べるようにしてください。
小夏(福島)の切り方
さくらんぼの切り方は、以下の3つの手順で行いましょう。
- 実の中心にナイフを刺して1周回します。
- 切り込みを中心にしてさくらんぼを回します。
- 指でつまむかナイフの根元で種を取り除きます。
小夏(福島)おすすめの食べ方
小夏を冷やしてそのまま食べるほか、デザートに使ったり、サラダにトッピングしたりと料理のアレンジがきくさくらんぼです。
【材料】:さくらんぼ、ベビーリーフ、コショウ、バルサミコソース
- さくらんぼとベビーリーフを洗います。
- 皿に1を盛り付けコショウとバルサミコソースをかけたら完成です。
見た目が鮮やかで、甘酸っぱくておいしいサラダが簡単に作れます。
【材料】:さくらんぼ、ゼラチン、牛乳
- ゼラチンをお湯で溶かします。
- 牛乳に溶かしたゼラチンを入れ混ぜます。
- さくらんぼをフォークで潰し2に入れ冷蔵庫で冷やします。
- 食べる直前にさくらんぼを飾って完成です。
ほんのりピンクのミルクプリンに、飾ったさくらんぼが見た目もおしゃれにしてくれます。
【材料】:さくらんぼ、ホットケーキミックス、牛乳、白玉粉、砂糖
- ホットケーキミックスと牛乳を混ぜ合わせます。
- セルクルに入れて200度のオーブンで焼きます。
- できあがったカップケーキにさくらんぼを乗せて完成です。
ひとくちサイズのかわいいさくらんぼカップケーキは、ホームパーティなどのおもてなしにもぴったりです。
小夏(福島)の食べ頃や追熟の目安は?
さくらんぼは収穫した時点ですでに食べ頃になっているため、追熟は必要ありません。そのため、旬の時期がはっきりと決まっており、小夏は6月上旬がもっともおいしい時期とされています。
小夏(福島)の保存方法は?
さくらんぼの保存方法については、以下のポイントに注意しましょう。
常温保存のポイント
さくらんぼを常温で保存する場合は、新聞紙やペーパーで包み、約2〜3日間保存することができます。
冷蔵保存のポイント
さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合、新聞紙やペーパーで包んで容器に入れ、野菜室に入れます。
ただし、長時間冷やしすぎると果肉が硬くなるため、湿度や温度の高い野菜室で保存しましょう。保存期間は約2〜3日です。
冷凍保存のポイント
さくらんぼを冷凍保存する場合、洗って水分を拭き取り袋に入れて保存します。
保存期間は約1か月、解凍する際は常温で3分ほど置いてから召し上がってください。
完全に解凍すると食感が悪くなるため注意が必要です。
さくらんぼは繊細な果物なので、適切な方法で保存しましょう。
小夏(福島)の賞味期限の目安は?
さくらんぼの賞味期限は、常温、冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月が目安とされています。傷んでしまうと味や香りが損なわれてしまうため長期保存は基本的にできません。
また、温度変化に敏感なため、常温で購入した場合は冷暗所、冷えた状態で購入した場合は冷蔵庫の野菜室に保管し、温度変化をできるだけ避けることが大切です。
小夏(福島)の成分・栄養素
栄養素
|
100gあたりの含有量
|
エネルギー
|
64kcal
|
たんぱく質
|
1.0g
|
脂質
|
0.2 g
|
炭水化物
|
15.2g
|
食物繊維
|
1.2 g
|
ビタミンC
|
10mg
|
カリウム
|
210 mg
|
カルシウム
|
13 mg
|
鉄
|
0.3 mg
|
マグネシウム
|
6mg
|
葉酸
|
0.038mg
|
パントテン酸
|
0.24mg
|
灰分
|
0.5g
|
αカロテン
|
0.013mg
|
鉄分
|
0.3mg
|
さくらんぼには、ブドウ糖、カリウム、鉄などのミネラルが含まれ、また、カロテンやビタミン類も含まれています。さくらんぼの酸味は、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸などの有機酸が主に含まれており栄養成分としても重要です。
小夏(福島)の効果・効能について
ビタミンCは免疫力を向上させ、カロテンは体内でビタミンAに変換され視力低下を予防する効果があります。また、カリウムは血圧を下げ、鉄は貧血の予防に効果があるとされているため、健康に気を遣う人は毎日でも食べたい果物です。
小夏(福島)の産地や生産量は?
福島県は、四季折々の果物が栽培される果物の産地として全国的に知られています。さくらんぼの品種である小夏は、6月上旬に収穫され、この時期がもっともおいしい時期とされています。
小夏(福島)の値段・価格相場
トドクヨでは、福島県産さくらんぼの小夏を販売しています。
品種
|
グラム数
|
価格
|
小夏
|
1パック(280g)
|
3,200円
|
2パック(560g)
|
5,400円
|
4パック(1120g)
|
9,700円
|
さくらんぼが高価な理由は、栽培において人にしかできない細かな作業が圧倒的に多いためです。1月から始まる剪定作業、3月には芽欠き作業、5月には摘果作業、そして6月には葉摘み作業が必要となります。
また、収穫後の荷づくりや発送に至るまでの作業も、他の果物には見られないほど人の手による作業が必要です。
スーパーで見かけるものは一粒あたり30円程度ですが、青果店やお取り寄せ品となると一粒300円以上になることもよくあります。
小夏(福島)の特徴まとめ!おすすめできる人はこんな人
小夏の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 光沢のある淡赤色の果皮色
- 早生種のなかでは大きめ
- 食味がよく味のバランスがよい
小夏をおすすめできる人は、以下のとおりです。
- 甘いさくらんぼを味わいたい人
- 肌荒れや疲れ目が気になる人
- デザートに使いたい人
福島県で栽培されている小夏は甘くほのかな酸味があり、とても食べやすいさくらんぼです。じつは、さくらんぼは身体にも良いとされているため健康に気を遣う人にもおすすめの果物です。
トドクヨではお試しパックも販売しているため、気になった方は一度味わってみてくださいね。