コレクション: サミットさくらんぼ(福島産)の特徴は?旬の時期は?品種の特徴や食べ方も紹介

サミットさくらんぼ(福島)の旬な時期はいつ?食べ頃は?


5月上旬

5月中旬

5月下旬

サミット

福島県のさくらんぼサミットは、他の産地よりも早く5月の連休頃から収穫が始まり、店頭に並ぶことがあります。一方、北海道では7月下旬に収穫される晩生種であり、アメリカンチェリーのような色合いをしています。


サミット(福島)の品種の特徴は?歴史や由来も紹介

サミット(福島)の特徴

読み方

さみっと

品種名

サミット

糖度

15度程度

時期

5月上旬

1粒あたりの重さ

10g程度

1kgあたりの玉数

品種の掛け合わせ

主な産地

福島県

サミットは、もともとカナダで育成された黒褐色のさくらんぼです。

果肉に厚みがあり、1粒10g以上と他の品種と比べ大きいのが特徴で、生産量は少なく希少なため贈答用として購入されることが多い品種です。








サミット(福島)は甘い?糖度や味の特徴

 

サミット(福島)の味のイメージ

甘味★4

酸味★1

果汁★1

香り★2

サミットは糖度が約15度程度で、酸味が控えめで、あっさりとした口当たりが特徴です。

ゼリーやシャーベットなどにアレンジして食べると爽やかな味わいを楽しめます。

サミット(福島)の見分け方は?大きさや種の特徴

サミットは、アメリカンチェリーや南陽さくらんぼにも負けないほどの立派な大きさがある黒褐色のさくらんぼです。

さくらんぼには種があるため、種を除いて果肉だけを召し上がってください。

サミット(福島)の選び方のコツ 

おいしいさくらんぼの選び方として、以下の3つのポイントに注目しましょう。

  1. 鮮やかな黒褐色で、ハリと艶があるものを選ぶ。
  2. 軸は太く、鮮やかな緑色のものを選ぶ。
  3. 粒が大きくて傷がないものを選ぶ。

さくらんぼの実の部分に青みが残っているものは避けるようにして選ぶことがポイントです。


サミット(福島)の切り方

さくらんぼの切り方は、以下の3つの手順で行いましょう。


  1. 実の中心部分にナイフを刺し入れ、ぐるっと1周回させます。
  2. 切り込みを中心にしてねじります。
  3. アボカドの種を取るときと同じようにナイフの根元で種を取り除きます。




サミット(福島)のおすすめの食べ方

さくらんぼは、お菓子作りにも人気の高いフルーツです。単にトッピングにするだけでなく加熱調理に利用することもできます。


  • さくらんぼのシャーベット

【材料】:さくらんぼ、砂糖、レモン汁、水


  1. さくらんぼの種を取り4等分に切り分けます。
  2. ボウルにすべての材料を入れ600Wのレンジで1分30秒加熱します。
  3. ジップロックに移し冷凍庫で十分凍らせ、取り出して手でもみほぐします。
  4. グラスに盛り付けたら完成、爽やかな味わいを楽しんでください。

  • さくらんぼのシロップ漬け

【材料】:さくらんぼ、砂糖、レモン汁、水


  1. さくらんぼを塩水で消毒したら、サッと水洗いします。
  2. 鍋に水と砂糖を入れ煮詰めシロップを作ります。
  3. 粗熱が取れたらレモン汁を加え、瓶にさくらんぼとシロップを流し込み冷蔵庫で保存します。

1年ほど日持ちするのでさくらんぼの消費に困った際には、ぜひ試してみてください。


  • さくらんぼの甘酒ケーキ

【材料】:冷凍さくらんぼ、甘酒、オートミール、アーモンドパウダー、豆乳、レモン汁、メープルシロップ、ベーキングパウダー


  1. オーブンを170℃に熱し、お好みの型にベーキングペーパーを敷いておきます。
  2. ボウルにオートミール、アーモンドパウダー、ベーキングパウダーを入れ軽く混ぜたら、残りの材料も入れて混ぜ合わせます。
  3. 型に流し込み、冷凍させたさくらんぼをのせます。
  4. オーブンに入れ、30分ほど焼いたら型ごと冷まして完成です。


サミット(福島)の食べ頃や追熟の目安は?

福島県産のサミットは5月の上旬が一番おいしくおすすめです。

追熟が必要なく、収穫した時点で食べ頃を迎えるさくらんぼは、旬の時期がはっきりと決まっており、一般的には、梅雨の季節である5月後半から6月にかけてが旬とされています。

サミット(福島)の保存方法は?

さくらんぼの保存方法については、以下のポイントに注意しましょう。


常温保存のポイント

さくらんぼを常温で保存する場合は、新聞紙やペーパーで包み、約2〜3日間保存することができます。

冷蔵保存のポイント

さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合、新聞紙やペーパーで包んで容器に入れ、野菜室に入れます。

ただし、長時間冷やしすぎると果肉が硬くなるため、湿度や温度の高い野菜室で保存しましょう。保存期間は約2〜3日です。

冷凍保存のポイント

さくらんぼを冷凍保存する場合、洗って水分を拭き取り袋に入れて保存します。

保存期間は約1か月、解凍する際は常温で3分ほど置いてから召し上がってください。

完全に解凍すると食感が悪くなるため注意が必要です。

さくらんぼは繊細な果物なので、適切な方法で保存しましょう。

サミット(福島)の賞味期限の目安は? 

さくらんぼの賞味期限は、常温、冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月が目安とされています。傷んでしまうと味や香りが損なわれてしまうため長期保存は基本的にできません。


また、温度変化に敏感なため、常温で購入した場合は冷暗所、冷えた状態で購入した場合は冷蔵庫の野菜室に保管し、温度変化をできるだけ避けることが大切です。


サミット(福島)の成分・栄養素


栄養素

100gあたりの含有量

エネルギー

64kcal

たんぱく質

1.0g

脂質

0.2 g

炭水化物

15.2g

食物繊維

1.2 g

ビタミンC

10mg

カリウム

210 mg

カルシウム

13 mg

0.3 mg

マグネシウム

6mg

葉酸

0.038mg

パントテン酸

0.24mg

灰分

0.5g

αカロテン

0.013mg

鉄分

0.3mg

さくらんぼは、フルーツのなかでもっとも鉄分が多く含まれており、カロテンもりんごや桃に比べて4〜5倍の含有量があります。


サミット(福島)の効果・効能について

さくらんぼに多く含まれている鉄分は、貧血の予防や免疫力の向上、脳機能の改善に効果があるとされています。

カロテンは、視力の維持や肌の健康、免疫力の向上の効果や、抗酸化作用により老化や生活習慣病の予防にも役立つとされています。


サミット(福島)の産地や生産量は?

福島県は、果物の産地として全国的に有名で、特に福島市や県北地域では、四季折々の果物が栽培されています。その中でも、さくらんぼの品種によっては5月上旬頃から収穫され、さくらんぼ狩りが楽しめる時期となっています。


サミット(福島)の値段・価格相場

トドクヨでは、福島県産さくらんぼのサミットを販売しています。


品種

グラム数

価格

サミット

1パック(280g)

3,200円

2パック(560g)

5,400円

4パック(1120g)

9,700円



さくらんぼは品種や大きさによって1kgあたりの値段が3,900円前後から15,000円前後まで幅があり、1パック100gで約15〜30粒前後、500gで約70〜80粒、1kgで約150粒程度入っています。


さくらんぼの値段が高いのは、栽培に手間がかかり、肥料にこだわった減農薬の商品が多く、より安心して食べられるように細かく緻密な作業をしているからです。


スーパーで販売されているバナナやキウイ、リンゴ、みかんのように手軽な値段ではありませんが、流通量が多く価格も落ち着く6月頃に購入するのがおすすめです。


サミット(福島)の特徴まとめ!おすすめできる人はこんな人

サミットの特徴をまとめると以下のとおりです。


  • 光沢のある黒褐色の果皮色 
  • 肉質はやわらかい 
  • 糖度酸味のバランスがよくあっさりとした味わい


サミットをおすすめできる人は、以下のとおりです。


  • 甘いさくらんぼを味わいたい人
  • 贈答用さくらんぼを探している人
  • デザート料理に使いたい人

さくらんぼは、他のフルーツに比べて栽培に人手を必要とするため、手間暇がかかっています。あっさりとした口当たりで肉厚の果肉が特徴であるサミットを、ぜひ一度食べてみてくださいね。