コレクション: 山形美人（山形県）の特徴は？旬の時期は？品種の特徴や食べ方も紹介

山形美人（山形県）の旬な時期はいつ？食べ頃は？

	6月中旬	6月下旬	7月上旬
山形美人	◯	◎	◎

山形美人は中生品種に分類されるさくらんぼで、6月中旬頃から収穫が始まります。

旬の時期は6月下旬から7月上旬にかけてが最も美味しい時期といえます。

その他、中生種としては、佐藤錦や紅秀峰、高砂や紅粒、天の川などがあります。

山形美人（山形県）の品種の特徴は？歴史や由来も紹介

山形美人（山形県）の特徴
読み方	やまがたびじん
品種名	山形美人
糖度	16度〜18度
時期	6月下旬
1玉あたりの重さ	9～12g程度
1kgあたりの玉数	−
品種の掛け合わせ	−
主な産地	山形県

山形美人は、1960年代に山形県で育成された品種中生品種のさくらんぼです。

山形美人は地元の試験研究機関により開発された品種で、大粒で甘味の強い特徴から"美人"と呼ばれるようになりました。

山形美人は大粒で果肉が柔らかく、糖度が高いのが特徴です。生食はもちろん、ジャムやゼリー、お菓子などの加工にも適しています。

旬の時期を逃さずに、新鮮な山形美人を味わうのがおすすめです。6月下旬から7月上旬にかけてが最もおいしい時期となります。

山形美人（山形県）は甘い？糖度や味の特徴

 

山形美人（山形県）の味のイメージ
甘味	★★★
酸味	★★
果汁	★★★★
香り	★★

山形美人は適度な酸味とのバランスが取れており、調和のとれた味わいになっています。

大粒な果実から引き出される濃厚な果汁が特徴で甘味が強く、まさに"美人"と呼ばれるほどの味わいと言えます。

柔らかな食感ながら、適度な弾力も感じられるさくらんぼです。

山形美人（山形県）の見分け方は？大きさや種の特徴

一般的に山形美人の重さは一粒9〜12g程度ですが、大きさは佐藤錦と同程度です。

最も大きなもので13g程度に育つものもあります。

山形美人（山形県）の選び方のコツ 

おいしい山形美人の選び方として、以下の3つのポイントに注目します。

1. 果実が大きく、つやのある濃い赤色をしていて、茎が新鮮で緑色をしているもの。
2. さくらんぼ特有の甘い香りが強く感じられるもの。
3. 手で軽く押すと適度な弾力があり、果肉が柔らかめのもの。固すぎたり、逆に軟らかすぎるものは避ける。

山形美人は収穫前には黄色地に鮮やかな紅色が特徴ですが、完熟するとさらに紅色が濃くなります。

しかし、熟しすぎると黒っぽくなったり褐色の斑点ができたりするため注意してください。

山形美人（山形県）の切り方

さくらんぼの切り方は、以下の3つの手順で行います。

1. さくらんぼの茎を手で取り除きます。
2. 包丁の刃をそっと入れ、果肉に沿って軽く回転させながらカットします。
3. 刃の底で種を取り除きます。

山形美人（山形県）おすすめの食べ方

佐藤錦と同程度の甘さを持つ山形美人は、そのまま食べても十分おいしいですが、ジャムやデザート、サラダなどに使っても相性がぴったりです。

生食:
適度な酸味とのバランスが取れており、調和のとれた味わいが特徴
そのまま生で食べるのが最もおいしい食べ方

デザート:アイスクリームやヨーグルト、プリンなどと合わせるのがおいしい
ケーキ、パイ、タルトなどのお菓子の材料としても活用できる

加熱調理:コンポートやジャム、ゼリーにするのもよい
ワインやリキュールに漬けて、お酒の肴としても楽しめる

料理:さくらんぼの酸味を生かして、サラダやソース、肉料理の付け合わせに使うと良い
鯛の刺身やカルパッチョなどの和洋折衷料理にも合う

その他
干し柿やドライフルーツ、シロップ漬けなどの加工品にもできる

特に生で食べるのがおすすめです。完熟した大粒の果実を口いっぱいに含めば、甘酸っぱい果汁が広がって最高の味わいが楽しめます。

加熱調理やデザートにも向いており、様々な料理に活用できる万能な品種といえるでしょう。

山形美人（山形県）の食べ頃や追熟の目安は？

さくらんぼは追熟しない果物なので、収穫された時点で食べ頃です。

収穫後は冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べることをおすすめします。

ただし、冷やしすぎると味が落ちるので、食べる直前に冷水にさっと通すと食べやすくなります。

また、山形美人は皮が薄くデリケートなので、強く洗わないようにしてください。

山形美人（山形県）の保存方法は？

さくらんぼの保存方法については、以下のポイントに注意しましょう。

常温保存のポイント

さくらんぼを常温で保存する場合は、紙で包み風通しの良い場所で保管してください。

また、直射日光や高温多湿を避けできるだけ早めに食べるように心がけましょう。保存期間は環境によって異なりますが、一般的には2〜3日が目安となります。

冷蔵保存のポイント

さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合は、紙で包んでから容器に入れて保管します。ただし、長時間冷やしすぎると果肉が硬くなるため、湿度や温度の高い野菜室で保存することが望ましいです。この方法でも、保存期間はおおよそ2〜3日が目安となります。

冷凍保存のポイント

さくらんぼを冷凍保存する場合は、洗って水分をふき取りジップロックなどに入れます。保存期間は約1か月程度で、解凍する際には常温で約3分程度置いてからお召し上がりください。ただし、完全に解凍すると食感が損なわれることがあるため注意が必要です。

このように、それぞれポイントがありますが、さくらんぼは繊細な果物なので状況に応じて適切な方法で保存しましょう。

山形美人（山形県）の賞味期限の目安は？ 

さくらんぼの賞味期限は、常温と冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月が目安とされています。

傷んでしまうと味や香りが損なわれてしまうため、長期保存は向いていません。

また、さくらんぼは温度変化に敏感なため、常温で購入した場合は冷暗所に保管し、冷えた状態で購入した場合は冷蔵庫の野菜室に保管して、温度変化をできるだけ避けることが大切です。

山形美人（山形県）の成分・栄養素

栄養素	含有量(26gあたり)
総脂肪	0.1g
総炭水化物	3g
食物繊維	0.4g
砂糖	2g
タンパク質	0.3g
ビタミンC	2.6mg
カリウム	45mg
マグネシウム	2.3mg
鉄	0.1mg
カルシウム	4.2mg
ビタミンA	16.6μg
ナトリウム	1mg

さくらんぼは甘くてジューシーな果物として有名ですが、そのおいしさだけでなく健康にも良い栄養素が含まれています。

 

山形美人（山形県）の効果・効能について

糖質はエネルギー源として必要な栄養素であり、ビタミンCは免疫力を高めてくれます。

さくらんぼは、痛風や腎臓結石に関連している血中の尿酸値を下げることが報告されており、炎症を軽減するのに役立つ可能性があります。

また、睡眠を誘発するのに役立つホルモンであるメラトニンの良い供給源であるため、1日に25粒のさくらんぼを消費することが推奨されています。

山形美人（山形県）の産地や生産量は？

山形美人は主に山形県で生産されている品種です。
特に山形市、天童市、上山市などが主要な産地となっています。

山形美人の生産量は明確な数字が出ていませんが、

近年の山形県のさくらんぼ生産量は以下の通りです。
2022年:約9,000トン
2021年:約8,500トン
2020年:約7,800トン

そのうち、山形美人の生産量は全体の3割程度を占めていて、2022年には約2,700トンの山形美人が生産されたと推定されます。

山形県はさくらんぼの生産量が全国でも有数で、その中でも山形美人が重要な品種の1つとなっています。

山形県が全国有数のさくらんぼ産地で、山形美人はその中心的な品種と言えるでしょう。

山形美人（山形県）の値段・価格相場

トドクヨでは、山形県産さくらんぼの山形美人を販売しています。

品種	グラム数	価格
山形美人	1パック（280g）	円
	2パック（560g）	円
	4パック（1120g）	円

山形美人は、佐藤錦に比べて価格がリーズナブルですが、それでも他の果物に比べて栽培に手間がかかるため、価格はやや高めです。

一方、スーパーなどで販売されている国内産のさくらんぼには不揃い品などがあり、比較的安価に手に入れることができます。

また、通販では、品種や大きさ、品質などを自分で選んで購入することができるため、山形美人などの希少品種も含め、手頃な価格で購入できるメリットがあります。

山形美人（山形県）の特徴まとめ！おすすめできる人はこんな人

山形美人の特徴をまとめると以下のとおりです。

• 甘味と酸味のバランスのよい味。
• 最盛期は6月下旬。
• 大きいもので12g程度まで育つ。

山形美人をおすすめできる人は、以下のとおりです。

• 甘味と酸味を同時に味わいたい人
• 山形県の代表的なさくらんぼ品種をお探しの人
• デザートやお料理に使いたい人

山形美人は甘みと酸味のバランスのとれた、食べやすいさくらんぼです。トドクヨでは、山形県産の山形美人を新鮮な状態で直接お届けしています。ご家庭用や贈答用にもおすすめです。

 

その時期に旬でおすすめを探したい！という方はトドクヨのLINEよりメッセージ頂けましたら、その時におすすめの商品をご案内させて頂きます。